彼氏に同棲を切り出すベストなタイミング

付き合って〇年目のような節目
社会人カップルは付き合って1年目の節目がベストタイミング。1年一緒に過ごせば、お互いの性格やライフスタイルなど大体把握できてきた頃です。 また、社会人であれば結婚を考える人も多いため、「付き合って1年」は同棲の目安になります。結婚のシミュレーションとして同棲し、お互いの相性を確かめるにはいい機会です。就職や転職、転勤時
就職や転職、転勤は環境が変わるため、同棲を始めやすいタイミングです。転勤は場所によっては遠距離になる可能性もあるため、結婚を視野に入れて同棲に踏み切る人も多いでしょう。
ただし、就職や転職、転勤と同時期に同棲を開始してしまうと、職場に慣れていないため疲れが溜まり、お互いイライラしてしまうことも。そのため、少し時期をずらして同棲することをおすすめします。\
賃貸の更新時
彼氏か彼女どちらかが更新の時期になったらチャンス。大体賃貸は2年契約が多く、更新後に引っ越しをする場合、解約金を求められる可能性があります。
そのため、2年以内に引っ越す可能性があるなら、この際一緒に住もうとなるカップルが多いのです。
親に挨拶に行くとき
親に挨拶するということは結婚を視野に入れて付き合っている可能性が高く、結婚に向けて相性を確認するため、このタイミングで同棲を切り出す人が多いです。
また、挨拶しに行ったら、親から同棲をすすめられたという声もあります。
結婚を決めたとき
結婚を決めたタイミングで同棲するカップルも多くいます。同棲することで生活費を抑え、結婚式の資金を貯めることができたり、結婚式の準備も進みやすくなります。
彼氏との同棲を成功させるコツ

結婚を考えていること伝える
男性は1人の時間を持ちたい人が多いため、「一緒にいたいから」とだけ伝えると同棲を断られる可能性が高いです。
そのときには、「結婚を考えているから」「料理上達のため」と花嫁修行を理由に伝えてみましょう。相手に結婚する気が少しでもあれば、同棲を前向きに考えてくれるでしょう。
二人で暮らせば寂しくないことを伝える
二人で暮らせば寂しくないことを伝えましょう。
仕事で忙しいときも家に帰れば顔を合わせることができるため、二人の時間を確保できます。
また、防犯面についても二人暮らしであれば、お互い安心して暮らすことができます。
毎月の生活費を抑えられることを伝える
一人暮らしよりも二人暮らしのほうが、一人当たりの家賃が安く済みます。
また、食費も自炊をする場合、食材のまとめ買いができるため、そこまで費用が膨らむことはありません。
お互いにとって生活費が今までよりも抑えられることはメリットのはず。具体的な数字を出して話し合いをすると説得力がありそうです。
同棲のルールを決めてお互いが居心地よく生活できるようにする、と伝える
同棲すると一人の時間が減るため、同棲したくないという人も多いと思います。
そこで、例えば休日にはそれぞれが趣味に没頭する時間を作ったり、二人が気持ちよく過ごせるようにルールを作ると伝えましょう。
四六時中一緒にいるとちょっと疲れてしまったり、イライラしてしまったりするものです。少し離れて別々に行動する日を作ってみてもいいかもしれません。
彼氏と同棲するメリットとは?

同棲を考えているときは良い面ばかりを想像してしまいがちです。
しかし当然、同棲にはポジティブな部分だけでなく、ネガティブな部分もあります。
同棲後のギャップに衝撃を受けないようにするためにも、事前にメリット・デメリットを知っておきましょう。
相手のことを知ることができる
休日の過ごし方や金銭感覚、癖など、その人の一面を知ることができます。
また、家事をどのくらいやってくれるか、料理はできるか、育ってきた環境の違いや価値観など、一緒に生活しないとわからないことを知ることができるため、結婚を考えている場合には判断材料の一つになるでしょう。
一緒に居られる時間が多くなる
同棲していれば一緒に居られる時間が多くなります。
また、デート帰りも同じ家に帰ることができるため、寂しくありません。
お互い生活リズムが違う場合でも、家に帰れば顔を合わせることができ、一緒に居られる時間を確保することができます。
風邪を引いたときに看病してくれる人がいる
一人暮らしで風邪を引いたとき、心細くて誰かにそばに居てほしい気持ちになります。同棲していれば、看病してくれる人がいるため、精神面でも助かります。
広い家に住める
二人で住むため、今よりも広い家に住むことができます。また、家賃を折半すれば、安く済むため自由に使えるお金も増えます。
家賃や生活費を抑えられる
一人暮らしよりも1LDKや2DKの家賃を折半したほうが、一人当たりの負担額を抑えられます。23区での1LDKや2DKの家賃相場は、安い地域で12万円前後のため、一人当たり6万程度となります。
2DK以上であれば、お互いのプライベートも確保できるため、一人の時間が欲しいという人にもおすすめ。食費面に関して、食材は二人分のため2倍になりますが、一人暮らしのときにはできなかったまとめ買いができるようになるので、食費は約1.5倍程度に抑えられるでしょう。
貯金ができる
家賃および生活費が一人暮らしのときよりも安く済むため、そのぶん将来のための貯金に回すことができます。
家事の手間が半分になる
今まで料理、洗濯、掃除など、一人でやっていた家事を二人で分担することができるので、家事の負担が半分になります。
彼氏と同棲するデメリット
相手の欠点が見えてくる
デートのときには見えていなかった相手の欠点が見えてしまうことがあります。これは一緒に生活していくうえで避けては通れません。
マンネリ化して婚期が遅れる可能性がある
期間を決めずに同棲をした場合、結婚を切り出せずにズルズルと同棲を続けてしまう可能性があります。毎日一緒にいるため、家族のような関係になってしまい、結婚しなくてもいいという感覚になってしまうのです。
一人の時間がなくなる
常に同じ空間にいるため、一人の時間がなくなります。一人で居たいときに、気軽に一人になれず、一緒に生活するのが苦痛になってしまう可能性があります。
お互いストレスが溜まり、喧嘩に発展することもあります。
喧嘩したら気まずい
喧嘩しても同じ空間に居ないといけません。逃げ場がないため、喧嘩がヒートアップしたり、気まずい思いをすることがあるかもしれません。
家事の負担が増える
二人分の洗濯や料理をしないといけないため、一人暮らしのときより少し負担が増えてしまう可能性があります。
外で会うことが少なくなるため、新鮮さがなくなる
同棲すると外で待ち合わせをする機会が減ります。家から一緒に目的地に向かうため、ドキドキ感や新鮮さがなくなってきます。
結婚したときの新婚で味わうはずのドキドキ感が味わえない
結婚前から一緒に暮らしているため、新婚のドキドキ感が全くないという声が多くあります。
別れるときが大変
同棲していて別れる場合は必ず引っ越しが伴います。また、家具や家電を折半して買っていた場合、どちらが所有するかで揉める可能性があります。
同棲時によくある揉め事と解決策
株式会社AlbaLinkが恋人との同棲経験がある500人を対象に、同棲時によくある揉め事に関する意識調査を実施しました。
その調査では
- 家事分担がうまくいかない
- 生活リズム、スタイルの違い
- 家事のやり方が違う
- 生活費の負担割合・管理方法
- 片付けしない
- 価値観・金銭感覚が違う
- 食事の好みが違う
が同棲時の揉め事として挙げられています。
彼との同棲を考えている人は、このような揉め事が起きることを想定し、事前に解決方法を知っておくとよいです。それが、彼とのよりよい同棲ライフにつながります。
同棲で揉めたときの解決方法
では、上記の揉め事が起きたとき、どのように解決すればいいのでしょうか。根本的な解決方法としては2つです。
- ルールを決める
- よく話し合う
ルールを決める
家事の分担や生活費などの負担割合などのルールを設けることで、家事分担や金銭感覚で揉めるリスクを下げることができます。
ただし、ルールに固執するのは要注意です。たとえば、洗い物が彼の役割だとしても、彼が残業などで帰りが遅くなったときは洗い物をしておくとか。
そうした柔軟な対応をすることで、彼の愛情が強くなり、あなたをより大切に想ってくれるはずです。
また、一方的にルールを決めることも、相手の不満を招き揉め事の原因となるので、ルールを決めるときは相手としっかり話し合うことが大切です。
よく話し合う
特に付き合ってからの期間が長いカップルだと「言わなくてもわかってくれる」という考えになりやすいですが、不満に感じている部分や改善して欲しい部分などをきちんと伝えることが重要です。
同棲前はもちろん、同棲してからも、定期的に彼氏と話し合う時間を設け、自分が思っていることを伝えましょう。
このとき、相手が思っていることもしっかりと聞き、もし自分に見直して欲しい部分があることを伝えられたら真摯に対応しましょう。
自分の要望ばかり伝えていてはトラブルの元となります。
根本的な解決策としてはこのようなものになりますが、ほかにはストレスを解消する方法として「妥協する」「距離をとる」「気分転換する」があります。
また、どうしても揉め事が解決できないときは、別れて同棲を解消するのも、ひとつの方法です。
同棲する前に決めておきたいこと

同棲後、お互いが気持ちよく同棲ライフを送れるように最低限、以下のことを決めておくことをおすすめします。
家事分担
お互い仕事をしている場合は家事を分担しておいたほうがいいでしょう。育ってきた環境によっては、家事は女性がやるものだと思っている可能性もあります。同棲する前に決めておくことで、お互い気持ちよく過ごせるようになります。
例えば、お互いの得意な家事が被っていない場合、不得意な家事をやるよりも得意な家事を率先してやればいいため、効率もよく、ストレスなく家事をこなすことができます。
また、きっちりと担当を決めなくてもある程度決まっていれば、お互い仕事が忙しくなったときに補い合うことができるため、良好な関係を築いていくことができます。
家賃・生活費の負担割合
家賃や水道光熱費、食費などの負担割合は先に決めましょう。
折半にしたり、収入に応じて負担額を決めたり、決め方は様々。結婚を視野に入れての同棲なら、共用の財布を作って毎月決まった額をお互いが振り込んで生活費として使うという方法もあります。
それぞれカップルの事情によって変わってくるため、事前に話し合っておきましょう。
生活ルール
生活する上でのマイルールがあれば先に共有しておきましょう。そのマイルールをどうしても相手が受け入れられないときは妥協案を探し、お互いが納得のいくルールを決めることが大切です。生活ルールを決めておけばお互いストレスなく生活でき、喧嘩を防ぐことができます。
来客対応
親や友人を呼んだりする機会もあるでしょう。その際にどのように対応するべきか事前の話し合いが大切。例えば、友人が来るときは前もって連絡する、泊まりはNGなど、お互い嫌な気持ちにならないよう決めておきましょう。
同棲期間を決めておく
同棲期間が長くなると家族のような関係になってしまい、結婚のタイミングを逃してしまう可能性があります。そうならないように、同棲前にどのくらいの期間同棲するのかお互いの意見を理解しておきましょう。結婚の意思がない可能性もあるため、結婚に関しても先に気持ちを聞いておくと良さそうです。
まとめ
同棲はタイミングが大切です。タイミングを逃すと断られてしまったり、先延ばしになるかもしれません。適切なタイミングと決断させるコツを踏まえて、同棲を切り出してみましょう。
また、同棲が決まっても、同棲前に決めなければならないことはたくさんあります。お互い気持ちよく過ごせるようにきちんと決めておきましょう。