夫婦関係の修復でやってはいけないこととは?円満になるコツまで解説

手をつなぐ夫婦

結婚当初は仲が良くても、結婚生活を送っているうちに心が離れてしまうことはよくあります。そんなときに夫婦関係を修復するためには、何をすればいいのでしょうか。

今回は、夫婦関係が悪化する原因や夫婦仲を修復する際にやってはいけないこと、夫婦関係を修復するコツをご紹介します。

夫婦関係は悪化するのが当たり前

男女ともに多くの人は結婚すると、

・夫婦だからわかりあえて当然
・夫婦だから言わなくてもわかるはず
・夫婦なんだから同じ考え方でなくてはダメ

という考えになりがちです。

しかし、夫婦と言えども、育ってきた環境や習慣、考え方など、すべてが異なる人間です。そのため、夫婦が悪いことで頭を悩ます人は多いかもしれませんが、そもそも別の人間なので、そうなって当たり前なのです。

夫婦関係が悪化する原因

では、具体的にどのようなことが原因で夫婦関係は悪化するのでしょうか。主な原因をまとめてみました。

・家事、育児の負担が偏っている
・物事に対する考え方が合わない
・双方の金銭感覚が合わない
・セックスレス
・不倫

夫婦関係が悪化する原因には、「不倫」のように明らかなものから、「家事や育児の負担割合が片方に偏っている」「セックスレス」など、なかなか気づきにくいものまで様々です。

しかし、総じて言えるのは、「夫婦間のコミュニケーション不足によって互いに理解しあえていない」ことが夫婦関係を悪化させる根本的な問題だということです。

夫婦関係を修復する際にやってはいけないこと

夫婦仲は悪くなるものですし、それを乗り越えていくのもまた夫婦の課題のひとつです。

しかし、夫婦関係を修復するときには次の4つのことはやらないようにしましょう。

相手の悪い部分を責める

どちらか一方が悪いのではなく、夫婦双方が自分自身に問題があると捉え、建設的な話し合いをしていくことが大切です。

自分の悪い部分を見つめ直さない

相手から指摘された部分は問題だと捉え、見つめ直すことが大切です。

親族に助けを求めすぎてしまう

自分の味方を作ることは相手を追い詰めるきっかけになります。自分にとっては助かるものですが、ますます関係を悪化させる原因になりますので、親族への相談はほどほどにするのがポイントです。

相手の話を聞き入れない

相手の話を一切、聞き入れず、自分の気持ち、考えだけを伝えては夫婦関係を修復できません。相手の話はしっかりと聞くことが大切です。

夫婦関係を修復し、円満になるコツ

価値観などを尊重し合うことが大切です。

どちらか片方の考えを押し通して夫婦関係の方向性を決めたりしては、夫婦円満を実現することはできません。

以下、夫婦関係を修復するコツを3つご紹介します。

相手と密にコミュニケーションを取る

夫婦関係を修復するために最も重要なことは、コミュニケーションです。相手に自分の気持ちや考えを正直に伝えることで、相手の立場や思考を理解することができます。

また、相手が同じように気持ちや考えを伝えてきたときには、それを真摯に受け止めることが大切です。

夫婦関係を修復するためには、相手に話を聞いてもらうだけでなく、相手の気持ちに共感し、寄り添うことが重要になります。

コミュニケーションのベストなタイミング

夫婦で話し合うときのタイミングは、お互いの気持ちが落ち着いているときが最適です。 お互いの気持ちが高ぶっていたり、ストレスを感じていたりするときに話し合うと、感情的になりやすく、コミュニケーションがうまくいかなくなります。

外出して話し合いを行なうと、お互いの気持ちが落ち着きやすいので、あえてファミレスなどでコミュニケーションを取るのもおすすめです。また、子どもがいる場合は、子どもがいないときに話し合うのがベストです。

一緒に問題を解決していく

自分勝手な考えや行動は、夫婦関係を悪化させる原因のひとつです。

家族にも関係するような大事な決断をするときは、相手の考えを聞いたうえで行なうことが大切です。

一人で解決しようとせず、お互いに協力して解決策を見つけることで、夫婦の結束が強くなり、関係性も良いものになっていきます。

お互いに感謝の気持ちを持つ

夫婦関係を修復し、円満にするためには、お互いに感謝の気持ちを持つことが大切です。

お互いの良い点を見つけ、相手に対して感謝の気持ちを表すことで、相手の気持ちもポジティブなものになっていきます。

自分にとっては小さなことでも、相手にとっては大きな意味を持つことかもしれないので、日常的に相手に対して優しさや思いやりを示し、気遣いを忘れないようにしましょう。

以上、3つのコツを実践することで、夫婦関係を円満にしやすくなります。夫婦関係を修復し、円満にすることは決して簡単なことではありませんが、ぜひ参考にしながら夫婦仲の修復に取り組んでみてください。

夫婦関係を修復できないケースも…

  • DV
  • 深刻なモラハラ
  • 親族とのトラブル

などが原因で夫婦関係が悪化したときは、修復できない場合が多いと言われています。これらの問題は、相手の性格や育った環境に強く影響されるため、基本的には改善の余地がありません。修復不可能な状態のときは無理をせず、お互いのために別々の道を進むことを考えるべきです。

たまに相手を見捨てることができず、何をされても関係を続けてしまう人もいますが、そのままでは自分自身が傷ついてしまうだけです。頑張って関係を断ち切ることがおすすめです。

まとめ

夫婦関係がうまくいかないと悩むことは多いかもしれませんが、お互いに相手の気持ちや考えを理解することで、夫婦仲の修復に近づくことができます。

とにかく最初の一歩を踏み出すことが大切です。夫婦関係を修復することを望んでいるのなら、決して諦めず、過去の過ちを受け止め、改善するために前向きな行動を起こしてみましょう。それが、 より明るく、より幸せな未来につながります。